#お仕事こぼれ話
浅草代書屋雑記!
かつて代書屋といわれる職業があった。落語には『代書』、『尼恋』など代書屋が登場する演目がある。明治になって、登記、裁判所類の代書は司法書士が行うようになり、行政機関への代書は内務省令代書人規則等で法制化され、行政書士制度が引き継いだ。落語『代書』に登場する履歴書の代書は行政書士法に定められている事実証明書類にあたる。
なってみてわかったけれど、行政書士が何者かを知っている人は皆無!というわけで、時々、しょっちゅう、脱線しながら、「こんな仕事してます」ブログです。
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ゾンビに会った!〜お酒の免許のはなしです、、
「ゾンビに会った!」 といっても、お酒の免許の話。 お酒を売るための免許は大きく分けて、卸売りと小売にわかれる。私たちが普段、お酒を購入するのはスーパー、コンビニ、酒屋さんなどだが、こういったお店は一般小売免許を取得する。小売免許にはもう一つ、通販専用の免許というのがある。...
お役所仕事
お役所仕事は形式的でこそ 「お役所仕事」というと、あまり良いイメージはない。辞書でしらべてみると、 「楽をしたがり、保身的で融通がきかない仕事の仕方」 Weblo ...
酒販免許と自動販売機
自販機でお酒を売りたい 久しぶりに、自販機でお酒を売りたいという問合せがきた。 自販機でお酒を売りたいケースではどのようにすれば良いかという話題をとりあげるところだが、少しその前に脱線をしたい。というのも、実は、私はお酒の自販機とは少々縁がある。1980年、電機...
7年ぶりにMac派行政書士の悲劇〜「窓の壁」
7年ぶりというのは、7年前に同じタイトルで短い記事を書いているからだ。当時の事務所では私一人だけが、Macを使っており、複合機の設定に苦労したときのことを記事にしたのだ。あれから7年、行政は相変わらずの熱心なMS教信者である。とはいえ、昨今は多少過ごしやすくはなってきた。ところが...
メリーかマリーかメアリーか
外国人の名前の話だ 外国人が中長期滞在で日本に入ってくると、つまり住みはじめると、住民票ができあがる。住民票ができるということは、住民基本台帳に名前がのる。そこに記載される名前は、日本人なら戸籍謄本だ。それでは外国人の場合、何に基づいて記載されるかというと、入国時に発効される在留...
飲み残したワインの話
ワイン好きの私は、時折、飲食店で飲み残したワインを持ち帰って良いか聞くことがある。みみっちいという人もなかにはいるが、美味しいワインだと、やっぱり、もう少し楽しみたいのだ。ところが、けっこうな確率で断られる。その店が酒販免許をもっていないという理由である。しかし、サイゼリヤなど大...
最近多い問合せ「お酒の輸出をしたい!」
酒類販売の免許の問合せが増えてきている 日本酒、日本のウィスキーのブランド力が向上しており、それらを輸出をしたいという問合せだ。 問合せしてくるのは圧倒的に外国人からである。日本酒を輸出する場合、輸出卸という免許を申請するのだが、その際、実際に仕入れを予定している取引先の証明が必...
江戸風情あふれる浅草の伝法院通りはどうなるのか(使用貸借のお勉強)
伝法院通り 浅草に伝法院通りという通りがある。私の通勤路でもある。伝法院の手前で仲店を横切る道である。江戸の町並みを再現した言われる通りだ。途中から右手に畳一畳強の鉄製のコンテナのような形をした店が並ぶ。同じ形のボックスが、同じ色に塗られ、計画的におかれたことがわかる。バッグ、お...
ワイン用の葡萄を育ててしまったl
もちろん、私のことではありません。 Spencer’s Vinyards の芦野広昭さんは、ワインとは何の関係もない大手企業で働くサラリーマンですが、醸造所で修行をされ、ソムリエ資格を取り、ついにはワイン用の葡萄まで、生産してしまいました。その葡萄をワイナリーで仕上げてもらった初...