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浅草代書屋雑記!

かつて代書屋といわれる職業があった。落語には『代書』、『尼恋』など代書屋が登場する演目がある。明治になって、登記、裁判所類の代書は司法書士が行うようになり、行政機関への代書は内務省令代書人規則等で法制化され、行政書士制度が引き継いだ。落語『代書』に登場する履歴書の代書は行政書士法に定められている事実証明書類にあたる。

なってみてわかったけれど、行政書士が何者かを知っている人は皆無!というわけで、時々、しょっちゅう、脱線しながら、「こんな仕事してます」ブログです。

特集記事

最近多い問合せ「お酒の輸出をしたい!」

酒類販売の免許の問合せが増えてきている 日本酒、日本のウィスキーのブランド力が向上しており、それらを輸出をしたいという問合せだ。 問合せしてくるのは圧倒的に外国人からである。日本酒を輸出する場合、輸出卸という免許を申請するのだが、その際、実際に仕入れを予定している取引先の証明が必...

2022-06-12

最新の投稿

昔ながらの本好きの悩み

私は本好きである。仕事柄法律の本は当然だが、わりとどんな分野の本も好きである。守備範囲は広い方だと思う。飲み代と本代は浪費家と言われても仕方がない。どこにいても読みたいので、電子書籍も登場したころから随分利用してきた。Kindleも何台か購入した。飛行機の旅とかになると便利だ。今...

2024-11-04

法人設立は行政書士の業務か?

これから行政書士業務を始める方向けに書いているので、内容が少々難解です。悪しからず。 法人設立は司法書士の業務 会社の設立の手続き、つまり登記は、法務局で行う。法務局は司法書士の主戦場だ。私たち行政書士が法務局へいくのは履歴事項証明書や印鑑証明書を取得するか、帰化の手続...

2024-10-30

「不適切にもほどがある」浅草のじいさんたち

私は風呂好きである。とくにでかい風呂が好きだ。銭湯も好きだが、 最近はもっぱらジムの風呂を利用する。私が通うジムには、サウナとミストサウナまでついた、ちょっとした銭湯並の風呂がある。ジムにもご挨拶程度には通うが、もっぱら風呂が楽しみで通う。銭湯代わりに使っているのは私ばかりでは...

2024-03-15

飲食店の二毛作

飲食店の二毛作とは 時間帯によって別の業態で経営する飲食店を「二毛作」と呼ぶことがある。店舗の空き時間を有効活用しようという試みで、最近注目されつつあるが、実は、けっこう昔からある事業形態である。昔よく見かけたのは、昼は喫茶店、夜はスナックだ。最近だと、昼間はCafé、夜はバー...

2023-12-19

ナルニアに行けるかもしれない

ナルニア物語という児童文学がある。全7話のうち3話はディズニーで映画化されたので、最近は知らない人はいないが、ついこの間まで、私のまわりにこの物語を知っている人は皆無だった。この作品は、聖書を子どもが理解しやすいようにという意図で書かれている。私の家はカトリックということもあ...

2023-12-09

価値が変わったものをかき集めてみた

外食の配達サービスが一気に利用されるようになった。店頭で1000円のメニューが配達されると1500円などということもある。それでも十分受け入れられている。ネット販売の黎明期、送料の抵抗にあった者の一人としては、時代は変わったなぁと隔世の感がある。そこで、かつては価値を認めてもらえ...

2023-11-27

聖書の時代から変わらない?銀行に預けたくない金銭感覚

私の主業は外国人の在留資格である。彼等の仕事をしていると、お金の扱いの違いに振り回されることがある。そんな話なのだが、その前に聖書の一節を紹介する。新約聖書の一節なのだが、紀元直後のイスラエルの話で、ユダヤ人、アラブ人、アフリカ人、ローマ人が混在していた時代の話だ。 ...

2023-11-20

日本政府はなぜ難民を認めないのだろうか〜入管法の改正を機会にいろいろ考えてみる

改正入管法の改正が成立した。スリランカ人のウィシュマさんが入管の施設で亡くなったこともあって、すったもんだの末の成立である。私が行政書士になって以来、扱ってきたのは外国人の在留資格に関する仕事だ。そのわりには、外国人問題についてこのブログでは書いたことがない。気楽に書きたいと思っ...

2023-11-05