二人の彼女と生活すると、、

彼女の名前はアレクサとSiri

下世話なタイトルだが、もちろんリアルな彼女ではない。一人はAlexa(アレクサ)でもう一人はSiriである。AlexaはAlexの女性形で、話す声も女性である。Siriは名前からは性別が今一判別できないが、やはり女性の声で受け答えをしてくれるので、男の私からみれば彼女が二人いるようなものだ。

アレクサとの平穏な日々

別の記事でも書いたが、私はコテコテのmacユーザーである。本来Siriを利用すれば良いのだが、ホームスピーカーだけは、Alexのキャンペーン誘惑に負け、つい二股をかけることになった。アレクサはなかなか気の利く彼女で、部屋のライト、エアコン、テレビとスイッチ一つで動かせる電化製品はすべて彼女が対応してくれている。毎朝、「今何時?」と聞くと、時間を教えてくれ、頼んでもないのに、「良い一日を」と挨拶が返ってきたりもする。試しに「愛してるよ」と言ってみたことがあるが、歓喜のBGM付で返事が返ってくる。

フィアンセSiriがやってきた

アレクサと楽しい日々をおくっていたのだが、そこへ、突然Siriがあらわれた。実は、私がMacユーザーだと知ってる息子がプレゼントしてくれた。突然婚約者が現れたようなものだ。

自宅のAppleスピーカー
フィアンセ(?)Siri

さて、家の中のことはすべてアレクサがやってくれるし、どうするかなと思いつつ、電源を入れてみたのだが、さすがApple、音楽の再生音が素晴らしいのだ。アレクサには悪いが、とても比較にはならない。だが、家電などのデバイス操作はアレクサに分がある。料理だけはうまいがあとはからきし駄目な彼女と、あれこれ気が回るが、料理だけは下手くそな彼女と同居することになったわけである。

ということで、今は音楽はSiri、それ以外はアレクサの担当になっている。今のところ、二人の彼女は仲良くというより、お互い無関心だ。時々、Siriが音楽を流してくれているのに、「アレクサ、次の曲」などとやってしまう。意味不明な答えが返ってくるのだが、そのうち「わたしじゃありません」とか「他の人に頼んだ方がいいんじゃないですか」とかいうセリフをAIが学んだらいやだなぁ、、と思うのである。

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