合同会社を作ろう〜其の四
合同会社の最大のおもしろさは内部自治にあると思う。
つまり出資比率にかかわらず、社員は同等である。
また配当は定款で自由に定めてよい。
「各社員への利益の配当に関する事項は、総社員の同意により定める」
と記載しておけばよい。
息子がお店を開こうとしていて
親父がお金をだす場合、
親父と息子とで合同会社をつくる。
大半の資金は親父がだしたとしても、
息子も同等の権利をもった社員として判断に加わることができる。
「金は出すけど口は出さない」と口ではいいつつ口をだす親父に
「オレも同じ1票があるよ」
と息子がいえるということである。