第5次出入国管理基本計画


第5次出入国管理基本計画が公表された
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri06_00065.html

いろいろ書かれているものの、
中心となるのは難民の問題である。
時を同じくして、欧州では1枚の写真をきっかけに、シリア難民の大量受け入れが始まった。

我が国は、移民政策をとっていないこともあり、難民の受け入れには消極的であると言われている。
それは事実だだろう。
しかし、同時に不法滞在者が難民申請を隠れ蓑につかっていることも事実だ。

  • テロリストが心配だ
  • 売春目的の入国が増える
  • 治安悪化が心配だ
  • 価値観が違う人が入ってきて軋轢が生じる

いろいろ心配事はある.
本音のところは、要は日本人にとって好ましい外国人だけに入ってきてもらいたいのだ。
これは法務省がそう考えているというより、
大多数の日本人の本音であろう。

それが本当にできればすばらしいと思うのだが、
実際はかなり難しい。
日本人の子孫については、かなりの確率で定住者としての資格認定がされる。
その定住者が引き起こした凄惨な事件がおこったばかりだ。

労働者不足、社会コストの負担者として、外国人が必要なのではあるが、
僕たちの社会との共生というのは入管の制度だけでコントロールできるものでもない。

さて、今回の基本計画はどのように運用されるのか?
すでに、更に難民認定を厳しくするものだという批判もあるが、今の段階では読み取れない。
みんなで、もう少し考えなくてはいけない問題である。

大江戸国際行政書士事務所
http://www.edopolis.jp



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